2015年2月8日日曜日

RuneAudio 0.3 でもシャットダウンボタンと赤外線リモコンを使う Using a shutdown button and IR remote controller

リモコンの設定を手っ取り早く見たい場合は こちら へ.
For quickly review the instruction for the remote controller settings, go to this page.

Volumio ではプッシュボタンスイッチ (長押しでシャットダウン,短く押すと play/pause のトグル) と IR リモコンを導入した.Volumio できたのだから,RuneAudioでもやらなくては(笑)
I introduce a push-button switch  and an IR remote control.  The push button enables us shutdown when long push, and play/pause toggle when short push.
I succeeded on Volumio.  So I have to on RuneAudio too :-)

ところが,これが大変だった.何より,まったく馴染みのない systemd になっているところがきつい.また,RuneOS は起動は速いのだが,shutdown に妙に時間がかかることが多い.すっと落ちるときもあるので,理由はわからないのだが.そのため,動作確認のための再起動のたびにかなりのタイムロスがあり,心理的にはこれがじわじわ来た.

えらく苦労はしたが,とりあえず動くようになったので,そのメモ.

But ... the work was hard and stressfull, because I have no experience on systemd.  After many trials and errors, I succeeded what I want.

2015年2月4日水曜日

RuneAudio 0.3 を Raspberry pi にインストール

Volumio はそもそも RaspiFi というのの後継プロジェクトらしいが,それとは別に RuneAudio というプロジェクトもあるらしいというのを知った.

ということで,さっそく Raspberry Pi に入れてみた.現時点でのバージョンは 0.3.昨秋に出たもののようだ.

gzip されたイメージファイルをダウンロードして,それを SD カードに書き込む.今回は RuneAudio のサイトで紹介されていた USB Image Tool というのを使ってみた.gzip されたままのイメージファイルを扱えるようだ.

USB Image Tool をダウンロード,展開する.実行すると左側に SD カードのドライブが表示される.ひとつしか出なくても,それをクリックして選択する.これで書き込み先が決まる.イメージファイルは,右側のペインの Add を押して,先ほどダウンロードした gz ファイルを選択する.あとは SD カードを挿して Restore .カードの容量は 4 GB 以上とあるので,手持ちの 8 GB Class 10 のカードを使用.

書き込み終わったら有線でネットワークにつながった Raspberry pi に挿して起動する.

PC 等のブラウザから http://runeaudio.local/ にアクセスすると,web UI につながる.

まず,ネットワーク設定.
右上 Menu > Network で,ETH0 の設定に進む.dhcp を static に変えて,自分のネットワーク環境に合わせた情報を入力.
下記,追記参照.

次に,タイムゾーンの設定.
Menu > Settings から進んで,Asia/Tokyo を選択.

あとはいじらない.

Library から NAS の設定で,NAS の (RuneAudio 上での) 名前,IP アドレス,マウントディレクトリを入力.

この辺りまでは,Volumio とほとんど同じ.

これでマウントに成功すれば,データベースの構築 (REBUILD MPD LIBRARY) へ.

あといじるとすれば,MPD の設定をお好みで.

これで再生はできる.

Volumio を赤外線リモコンでコントロールする (3) リモコンコマンドと自動起動の設定

(前回からの続き)
なんとか動くようになったので,ブレッドボードから本体直付けに変更したところ.

リモコン信号は認識できるようになったので,信号に対応したアクションを設定する.
受け取った信号を元にコマンドを発行するには irexec を使う.デフォルトではユーザのホームディレクトリの .lircrc ファイルを読み込むようだ.

.lircrc の書式は,

begin
   prog = irexec
   button = next
   config = mpc next
end

というのをコマンドごとに書いていく.

2015年2月3日火曜日

Volumio を赤外線リモコンでコントロールする (2) リモコン信号の学習とlircdの設定

(前回からの続き)
リモコンを使うには,リモコンの出す赤外線信号のパターンを学習させる必要がある.
使用したリモコンは DENON RC-266 と書いてあるが,以前使っていたCDプレイヤー (DCD-755) のリモコンのようだ.

2015年2月2日月曜日

Volumio を赤外線リモコンでコントロールする (1) lircの導入

かなり手こずったので,細かく記録しておく.その (1) は lirc の導入まで.

とりあえず,システムを最新の状態にする.

# apt-get update

lirc をインストールする.

# apt-get install lirc

ここまでは問題なし.

2015年2月1日日曜日

Volumio 1.5 で apt-get upgrade をしたら NAS が mount できなくなった…

Volumio に赤外線リモコンを付けようとしていたのだけど,その過程で NAS がマウントできなくなるという,致命的な状態になった.
ということで,その対処.

これは apt-get upgrade をしたせいと思われる.
これで kernel が 3.18.5+ になったのだが…
Volumio の配布イメージでは 3.12.29 だった模様.3.18.x ではあれこれ変わっているらしい…

Volumio の web UI で NAS の設定をする.
Menu > Library で NAS 設定に入る.
上の方はいつも通り.
remote directory の欄を / から書き始めないことに注意 (これでちょっとはまった).

+ show advance options を開く.
Mount flags の欄に,",sec=ntlm" を追加.
これは mount.cifs のデフォルトのはずなのだが,なぜか明示的に指定しないと接続できない.

これでマウントできれば OK.