2017年5月6日土曜日

AutoHotKey で IME の ON/OFF をカスタマイズ

キーボードのリマッピングツールである AutoHotKey は,非常に強力なツールである.すでに,106キーボードなノートを101キーボードっぽい設定で使うために使っている.

自宅のデスクトップ PC では右 Alt で IME の ON/OFF をするために,これまでは AX キーボードのドライバを使っていたのだが,これをやめて AutoHotKey での制御にしてみた.ただ,Alt でのトグル操作は,今ON なのか OFF なのかを意識していないと困るときがあるので,ON にするキーと OFF にするキーを分けてみた.

これには右 Alt で ON,左 Alt で OFF というやり方が比較的ポピュラー (といってもマイナーな話ではある) で,「WindowsのAlt空打ちで日本語入力(IME)を切り替えるツールを作った」で AutoHotKey を使って作ったユーティリティが公開されている.

うちの PC に繋いでいるキーボードは,最下段が

[Ctrl] [Fn] [左Win] [左Alt] [~] [Space] [右Alt] [右Win] [右Click] [Ins] [Del]

という,どちらかというと妙な並びになっているので,とくに左Alt は使いにくい.ということで,右Win にも IME OFF を割り振ってみることにした.上記のサイトではコンパイル済みの実行ファイルだけでなくソースの ahk ファイルも公開されているので,それに追記修正してみた.

ファイル末尾に
RWin::IME_SET(0)
を追加.

これを AutoHotKey で起動するか,コンパイルしてから実行する.

まだ操作に慣れないが,慣れてしまえば混乱なく使えそうである.

左Alt と ~ の入れ替えも考え中.


なお,右Alt で単にトグル操作するだけなら,

RAlt::vk19

だけで十分である (こちら 参照).

2017年3月22日水曜日

自宅NASの音楽ファイルを自宅外でストリーム再生する

自分は CD とかは基本的に mp3 にして NAS に入れてあり,自宅での普段の再生はそれを Linux ベースの音楽再生サーバを介して行っている.この覚え書きブログに何度も登場している,Voyage MPD や moOde audio,Volumio,Rune Audio がそれだ.

これらのシステムは静的なネットワーク内では非常に快適に動作する.職場のネットワークからも sshfs を使うことで,インターネット越しに自宅サーバを介して NAS をマウントして Voyage MPD を使って再生できている.

そうなると次にやりたくなるのが出先,あるいは移動中に,スマホの回線を介してこの音楽ファイルを再生するということになる.これに関しては,gnump3d というシステムを試したことがある.これは Windows では問題なく動くものの,Android 上では日本語のファイル名に対応できるクライアントがない.gnump3d 自体,すでに10年近く前に開発が止まっているようであり,クライアントも更新される期待は薄い.

2017年1月25日水曜日

Zenfone 3 中のファイルを PC で見る

Zenfone 5 の場合の記事には結構コンスタントにアクセスがあったので,Zenfone 3 の方も書いておく.
Windows の場合はドライバを入れる.
https://www.asus.com/Phone/ZenFone-3-ZE520KL/HelpDesk_Download/
こちらから,OS は Others を選び,Utilities を開くと
ASUS_Android_USB_drivers_for_Windows
というのが出てくるので,これをダウンロード.
解凍したら,Windows_XP_VISTA_7_8_8.1 フォルダの中の Android フォルダの中,android_winusb.inf を右クリック > インストール (Windows 10 の場合).これでドライバは入る.
Zenfone 3 を USB で接続し,電源を入れると
USBをファイル転送に使用しますか?
と聞かれるので,はい を選択.すると,エクスプローラ上に MTP デバイスとして Zenfone が現れる.その中に内部ストレージと SD カードのフォルダがあるので,好きに操作すればよい.